NEWSお知らせ
2025.11.20
お知らせ
出前授業
出前授業 “あなたの記憶力を測ってみよう!” <浪速高等学校・中学校>
11月1日(土)、浪速高等学校・中学校にて、“あなたの記憶力を測ってみよう!”ということで、記憶力テストなどを体験し、知覚と認知について考え、記憶とは何か?を学ぶ出前授業を行いました。
講師:遠藤 正雄 先生
私たちは世界をそのまま切り取って知覚しているのだろうか?
様々な記憶力テストを体験し、その仕組みを学びました。


記憶力テストの中から・・・“リーディングスパンテスト”をご紹介しましょう!
リーディングスパンテストとは・・・
文章を音読してターゲット語を記憶し、その単語を答えるテストです。
今回は、ある文章を表示し、正しいか間違っているかを判断しながら、同時に、下線部の文字を一緒に覚えるテストをしました。
この背景には、“脳の作業机”とも呼ばれる「ワーキングメモリ(作業記憶)」の働きが深く関係しています。
言わば、短期間の情報を一時的に保持し、その情報を用いて思考や判断、行動を行う能力のことです。
例えば、「夕食の献立を考えながら、冷蔵庫にある食材を思い浮かべる」「会議で聞いた内容を整理し、自分の意見をまとめる」といった状況で、ワーキングメモリは同時に複数の情報を処理し、連携させています。
さぁ!皆さんも、意識的に“ながら作業”をしましょう。ワーキングメモリを鍛えるために!
ただし!“ながら運転”、“ながらスマホ”は、命取り!危険な行為の“ながら作業”は止めましょう。
ご参加くださった浪速高等学校・中学校の皆さま、本当にありがとうございました。



