神戸医療未来大学

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2022.11.05
キャンパスライフ
未来社会学科

重量弁別の実験(心理学実験)

「心理学実験」は、心理学の研究で用いる基本的な実験法・観察法・調査法を実際に体験し、データ分析の方法やレポートの書き方を身につけることを目的としています。今回の授業では、「重さ」を対象として、人間が外界の情報を得るために持つ基本的な機能の一つである、「感覚」を実験的に測定する方法を学びました。
まずは、先生による実験のやり方の解説です。
実験では、このような錘を使います。56gの錘を基準として重いか軽いか同じ重さか判断していきます。
実験は実験室で2人1組に分かれて行い、実験を実施する役割(実験者)・実験を受ける役割(実験参加者)の双方を体験します。信頼できるデータを得るためにはある程度の試行数が必要となりますので、休憩をはさみながら根気強く実験を続けていきます。
次週は今回取得したデータから、人がどれくらいの重さを感じ取ることができるかを計算する方法を学ぶ予定です。