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【卒業生紹介】田村充さん、聖火ランナーで出走!

2021-04-18

 4月17日(土)、卒業生の田村充さんが、香川県綾歌郡宇多津町の聖火ランナーとして走りました。

 田村さんは、社会福祉学科で介護福祉を専攻し、2012(平成24)年に卒業されました。その後、認知症専門病院に勤務し、現在は短大助教として介護福祉士の養成教育に携わっています。

 本学で福祉を学び、地域社会で活躍している卒業生として、注目したいと思います。

 NHKオンライン 「東京2020オリンピック聖火リレー・ストリーミング4月17日」 をご覧ください。

 田村充さんは、4月17日の6番目のランナーです。

 

東京2020オリンピック聖火リレー・ライブストリーミングに掲載された田村さんのメッセージ

「認知症の人と少しずつタスキをつないでマラソンをするイベントを香川県大会代表として実施して参りました。早さや距離を競うものでもありませんが、認知症になってもたくさんのことができる、また認知症の有無に関わらず一緒にタスキをつないでいくことは当事者の輝く時間でもあり、支援する周りの人も感動です。当日の参加だけでなく応援する、練習をして体調を整えることで「参加」する人。たくさんの認知症当事者と一緒に県内をつなぎ、認知症にやさしいまちづくりの一助になればと活動しています。認知症の人に何ができるのか?たまたま、走るということでしたが、社会が理解することそして少しのサポートで、これまで出来ないと本人もそして周囲からも見られていた視点が変わることになるだろうと考えます。「認知症」に対するイメージから偏った見方をされていることも少なくありません。また、認知症に関わらず、支援を必要とする人々は、行政や専門事業者の役割だと考えている人も実際にいます。自分がどっち側かではなく、あっち側に行くこともありうるわけで、まずは、当事者と地域の人が出会い、混ざり合い、一緒に考えていくことが重要だとRUN伴を通して考えています。 五輪のレガシーとなりうる、様々な違いを認め合い共に生きていく社会を広く考えてもらえることを切に願っています。まず自分自身が、報道されている内容を全てとは思い込まず「点」であり、全体を見ることなどができるように心がけています。聖火ランナーを通して、オリンピック・パラリンピックのムーブメントが高まることと、自身が教育者として学生や若い世代にも「共生社会」や「地域」に思いを傾けてもらえるよう発信していきたいと考えます。併せて、地域の魅力化にも取り組んでいきたい。 宇多津町は県内で最も高齢化率の低い町(20%)です。しかしながら、新都市部分と旧町内の世帯構成の違いや温度差等、独特の課題があります。しかし、将来を見据え宇多津町特有の強みを生かし、世代を超えて様々な課題に対し認知症の人も障害者も、そして子どもや多国籍の人たちも、自分事として考えることで可能性が生まれます。自身の勤める大学の学生や地域活動を通して、思いを共有し、まちをかえていく為に専門性・属性・立場の異なる人たちが仕掛けていけるよう取り組みや発信をしていきたいと考えています。」(2020年用に書かれた文章です。今回、引用にあたり表現の一部をご本人の許可を得て加筆修正しています。)

 

「新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期が決定した時には、残念な思いであったが開催できる状況で地域住民と一緒になって喜びを分かち合うことが大切と致し方ないと考えています。ただ状況が刻一刻と変わり「五輪は中止だ」と周囲で言われる内容を耳にすることが辛かったです。 この間、誰もが大きな影響を受け、様々な情報がありインフルエンザと比較してどうか、経済的に苦しむ人が増えるなどという異なる考えがあるにも関わらずコロナハラスメントといわれる現象が生じていることこそ、五輪・パラリンピック精神から遠のいているように感じます。国難だから団結ということも大切ですが、コロナに対して恐怖に感じる人からある程度共存すべきと考えている人まで、お互いに立場の違いを認め合うこと、まずは意見に耳を傾けることから再スタートして欲しいと思います。 個人的には人の命を預かる卵を育てる仕事故に、危機意識+前向きに何ができるのか模索しながら過ごしています。」(2021年用に書かれた文章です。今回、引用にあたり表現の一部をご本人の許可を得て加筆修正しています。)